割烹旅館 八千代 | 日記 | 初午さん。岡寺さん。

松阪城址に程近い数奇屋造の割烹旅館。宿屋と料理屋を兼業する老舗です。創業大正19年。

Top >  日記 > 初午さん。岡寺さん。

割烹旅館 八千代 の日記

初午さん。岡寺さん。

2011.01.09

松阪には大きなお祭りが幾つかありますが、新しい年を迎えて最初の大きな祭りが岡寺山継松寺の「初午大祭」です。

岡寺さんは松阪でよく知られる厄落としの観音様で、3月に入った最初の午の日をはさんだ前後3日間に「初午大祭」が行われます。特に厄年を迎える19歳のお嬢さん方が振袖でお参りされますので大変華やかに感じます。

松阪では冬の寒さは初午さんまで、初午さんが過ぎたら春、とよく言われるのですが本当にこの日は寒い事が多く、また、振り返ると初午さんの寒さが最後の冬の寒さだったなぁ、ということがよくあります。不思議です。

沢山の露店も並ぶのですがお土産としては「厄をはじきさる」といういわれの『猿はじき』という縁起物のおもちゃと『ねじりおこし』が有名です。

3月入っての最初の午の日に行われるのですが今年はその日が3月3日から5日になります。曜日でいうと木・金・土。一番賑やかなのは宵宮の3日木曜日。4 日金曜日が本日となります。週末にかかりますのでお出かけ易いのではないでしょうか。今年厄年の方もそうでない方も是非、ご来松をお待ちしております。

そうそう、初午さんの期間中は岡寺さんの境内にはあるものが落ちています。なんだかわかりますか。答えは「ハンカチ」。参拝の後「厄を落とす」という意味 でハンカチを落としていくんです。境内を出るまでは後ろを振り返ってはいけません。落ちているハンカチを拾ってもいけません。折角落とした厄をまた拾っ ちゃうことになります、ご用心。

日記一覧へ戻る

【PR】  ㈱ベストハウス  手打蕎麦 ごろう  アロマ&エステ ハッピーバード  レザー工房ヤナイ  BAR Bass